2011年12月の記事


Finecam SL300R
薄い。15mm。そして、回る。いわゆるスイバル。
意外にも使いやすくわかりやすい操作系。気持ちいい。何故か露出が表示できないのが玉にキズ。がマニアックにもF値はオート/2.8/7.5の3つから選べる。連写も3.5コマ/秒。あまり要るとは思えないが、全体としてさすがコンタックス/京セラ、カメラをわかってる人が作ってる。
画質はザラザラに過度なシャープネス、ズームしても甘くはない。さすが単なる外装違いともいわれるコンタックス(実際は画像エンジンのチューニングが違うらしい)にT*レンズ。ハイライトは飛ぶ。16bitとかどのへんに効いてるのかよくわからぬが、RTUNEが爆速に貢献してるのは間違いなさそう。ストロボでは少し青に転ぶ。
バッテリーは持ちが良くないらしいが、例のrowaのは普通に使えてる(がバッテリーの縁が盛り上がってて出し入れしにくい)。
日用使いに意外とよいかも。
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Optio S
本体98g、タバコの箱にも入る当時 最小最軽量(光学3倍ズーム機)のデジカメ。バッテリとSDカードを入れても115gで、この小ささと軽さは現代のデジカメとくらべても十分戦える。
ただ、小さいが故に無理もあって、例えば十字キーは押しにくくて上もOKも一緒くたになったりする。頻出する不具合の電池蓋廻り、私の個体は既に繋ぎのゴムが切れて蓋は単に突き刺さっているだけなのだが、てっきり開閉確認のスイッチを押してるもんだと思っていたが驚くことに外れてても問題なく動作する。電池爪兼開閉爪は無事でSDもストッパーがかかっているので飛び出すことはない。単なるカバーだ。で、バッテリーを外すと側のアルミ合金一枚で電池と接してる。ビス抜けもあるようなので締め直してみると、結構弛んでいるのもあれば、一ヶ所三脚穴そばのはバカ穴になってて、周囲のも弛めても噛まない。
動作は、中身がカシオの割には速くない。シャッターボタンももう撮れてしまうんじゃないかというくらい押し込んでやっと半押し。ホワイトバランスも撮ろうと液晶を見ててもころころ変わる。そういう色々な処がこなれてない。
画質は、少しざらつきを残しつつシャープネスは若干きつめ、ハイライトは飛ぶのは320万画素CCDのせいか。
電池はpentaxおなじみのNP-40(フジ系)だがあまりもたない。
小ささ、軽さが最大の価値。
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