2006年12月の記事


別サイトアップ:菅井汲(兵庫県立美術館)、江戸語・東京語・標準語(水原明人著)(メルマガ発行)
別サイトアップ:没後十年 - 菅井汲、コレクション展III(兵庫県立美術館)、江戸語・東京語・標準語(水原明人著)(メルマガ発行)
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
そうか、CD が先で後から撮ったのか。
ライ・クーダーなのはわかってたけど、ロードムービーだかステージだかドキュメンタリーだか、カットバックを繋いで繋いで、はじめは今いちわかってなかったけど、最後にきちんと繋がるところは『世界の終りと…』みたいで、さすがヴィム・ヴェンダース、盛り上がる味わい。
ちらりとした政治諷刺も日常生活も、駆け抜ける海辺の道を走る爽やかな風に流れていく。
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用心棒
へ? 終り?
黒澤明にしてはえらく素っ気ない。
う~ん 何だろ?
いつもの顔ぶれも見かけるけど、妙に薄い。
こういう作品もあるのか。
飯屋のおっさん(東野英治郎)の味わい深さと、亥之吉(加東大介)の剽軽で抜け作な丸顔が、ずば抜けている。
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ラブ・アクチュアリー
いろいろな形。温かく。
でも、社長夫人にして首相の妹でもある女性の悲哀と、最初はてっきりゲイかと思った男性とその親友の妻との関係、この二つはやっぱり不充分な描き方との謗りは免れられないだろう。とりわけ前者。編集上の意見のせいでもあるとはいえ。
もちろん全てがハッピー・エンドではおかしい。"ラブ・アクチュアリー" ではなくなる。
でも、他のエピソードがいずれも納得できるところまで一段落しているだけに、逆に目立ってしまう。
盛り込み過ぎ、といえばそうかも。しかしいろいろな形を見せたかったのはよくわかる。

それにしても、ヨレヨレ老ロッカーが、いいよなぁ。"Christmas is all around" を巡るふざけたおっさん、面白い。いろいろ実例も浮かぶし。
そして、妻を亡くした男と連れ子との関係の、深い親愛。
その相談に乗ってる奥さんの悲哀。
なんだけど普通の男が、あのミアことハイケ・マカッシュ(Heike Makatsch)の、妖しくも可愛らしい姿に抵抗できるか? …否。
で、紅茶にチョコ・ビスケットを出す女性、ナタリー(マルティン・マカッチョン Martine McCutcheon)は、可愛い。何で首相が気に入ったのか、気に入られたのか、どちらも今いちわからないのだが、これは特上のエピソードの一つ。前の日本の首相も独身だったなぁ。

空港は確かに様々な人生の交錯する場、なのだろう。


http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0603/29b.html
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0602/14a.html
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在外日本古美術品保存修復プロジェクト/Zoetrope: All-Story
2007年 在外日本古美術品保存修復プロジェクト フィリップ モリス ジャパンK.K. カレンダー基金募集のご案内
http://www.philipmorrisinternational.com/JP/pages/jpn/press/pr_20061013_jp.asp

次号は小川洋子(←たぶん)掲載! そしてデザイナーは Yves Behar(Herman Miller のデザイナーでもあるらしいが私は知らない)。
http://www.all-story.com/
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