2002年01月の記事


小村克也のサウンドレポート24
は、最新の音楽情報と、最新のヒット曲と、最新のヒットチャートを紹介する番組だった。

その音楽情報は、小林克也自身が英語等で入手した情報を見ながら説明していた(としか思えないほど雑然と、かつ、たどたどしかった)し、カーズ解散の情報なんて、あまりに早すぎて、約1ケ月後にサウンドマーケットで解散(追悼?)にライヴ放映するまで誰一人として信じてもらえなかった。

最新のヒット曲という意味は、ビルボードのような、(当時)かったるいチャートでなく、アメリカやイギリスの、レコード店での店頭売上チャートでの上位曲や上昇中の曲を、小林克也個人のレコードを使ってかけていた(としか思えないほど早かった)し、だから他のFM番組でかかり始めるのは2~3ケ月後で、それまで「〇〇の□□はめっちゃええ」と言ってもやっぱり誰にも通じないのだった。(ハワード・ジョーンズのDream Into Actionなんて、もう誰も思い出せないんだろ〜なぁ...)

そして、チャートは、「全米最大のレコードチェーン店、タワーレコード」(と毎回小林克也は言ってた)の、N.Y.とL.A.の店頭売上チャート(シングルとアルバム)を、店員に電話口で読み上げさせたのを録音し、流していた。時々、小林克也もよく聴き取れないすんごい訛りのある店員だったり、やたらfunkyなのりのにーちゃんだったり、マドンナの新曲が売り切れで突然チャートから姿を消したり、電話回線の調子が悪くて放送に間に合わず飛んだり(!)生だったり(!!)した。月1回はロンドンのタワーレコードのチャートを、同じように流していた。

そういえば、現地特派員(というより、現地の留学生やら今で言うフリーターやら、映画会社だか何だかよくワカラナイ人)と中継で、生の情報を2人で話したり、やっぱり時々回線がうまくつながらず、「先にこの曲をかけましょう」とか、「今日はニューヨークから〇〇君に現地の最新情報を伝えてもらう予定でしたが、本人がつかまらず...」なんてこともあった。

タワーレコードは、東京に1号店ができて(?)、大阪にはまだなかった頃じゃないかと思う。
CDも、あったかもしれないけどプレーヤーが20何万かしてた時代のような気がする。
もちろんインターネットのイの字も存在しない。

あんな凄い番組は、もう二度と成立しないのか?
だとしたら、哀しい。
未来が、なくなってしまう。
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Bryan Ferry,ニュー・アルバム!!
が、発売されるらしい! 嬉しい!! オリジナルとしては8年ぶり?! (オリジナル+カバーの構成のようだが)

しかし、発売日が、2/5だとか、2/8とか、2/27とか3/27とか、最新情報で本国4月(!)とか、わけわからん。

しばらく、日本で最も入荷が早い筈のVirgin Mega Storeへ、足繁く通うことになりそう。。


しかし、Tommy february6の、某化粧品じゃない方の(CDそのものの)CMと、地獄の黙示録の予告と、クルーガーVのMore Than Thisを、この短時間の内に観聴きするだけで、すっかり幸せになれたり。わ〜い。
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愛のから揚げ
今日、街を歩いていたら、
「日替定食: 愛のから揚げ」
と書いてあった。

よく見ると、
「鳥のから揚げ」
だった。

かなり、やばい。いろんな意味で。

とりあえず、眼鏡を替えた。しかし、度数は同じだ。

でも、
「愛のから揚げ」
ちょっと想像してみる私って...



何でも良いが、teacupに続きFreeMLも、携帯対応になると同時にザウルス(ほとんど)非対応って、どういうこと? ザウルスなんて捨てろ!! という意味?
いらんところで疲れる。
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「赤信号で止まる」ということ
赤信号だと、車が何も来てなくても、じっと立ち止まっている人がいる。
小さな子どもをつれた母親は、しっかり手をつなぎながら、青になるのを待っている。

でも、信号は、交通を円滑にし、例えば事故を未然に防ぐためのものではなかったか。

そして、そうであるなら、車の往来がなければ渡ってもよいだろうし、たとえビュンビュン走っていたって、無事向こうまでたどり着ける自信があれば、そして、ドライバーをビビらせたりすることがないというならなおのこと、とっとと渡ればよいのであって。
もちろん自分の判断で。

いつから、自分の安全を、信号なんかに預けるようになったのか。

「信号っていうのは、例えば向こうから車が来て、でも自分が渡ろうとしたらぶつかっちゃうでしょ? だから、あっちの信号が青なら車は渡ってよくて、こっちの信号はその時赤で待っとくの。あっちの信号が赤なら車は待っててくれるから、その時はこっちの信号が青で、渡っていいのよ。そうやってお互いに譲りあって、怪我したりせず、どの方向からどの方向へ行くひとも気持ちよく渡れるように、信号ってあるのよ。」

例えばこういう説明を子どもにしている母親に、一度でも出会いたい。


「日本人は、安全と水はタダだと思っている」という言葉の意味を、ここ数ケ月考えていて、「日本人とユダヤ人」を買うところまで流れ着いたのだが、例によって積んでいるだけである。
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を。え。
唯川恵の「肩ごしの恋人」、手元にあるのにまだ本屋で立ち読みしたところまでも辿り着かないうちに。
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Kiss FM,1985,ないものは雪、ありますひとひら
さっき、あまりにも懐かしい曲がかかるので嬉しくて、テレビを消してKiss FM onlyにすると、1985年1月第3週のヒットチャートからl0曲(?)を順に紹介していた。
パット・ベネターにマドンナ、Easy LoverやDuran2、ブルース・スプリングスティーン、その他諸々々。音楽的にあの頃がベースにあることを再認識。「刷り込み」というか、「3つ子の魂」(3つじゃないけど、洋楽を聴き始めて3年目と考えればあながち出鱈目でもなく)というか、、、何なんだろ。

今日は、ついに「ないもの、あります」を、この前見かけた店で買った。良かった、あって。ポール・ギャリコの「雪のひとひら」も。だって、呼んでたし。平積みから。しかも、残ってた3冊とも少々ボロくなってたので、別の本屋へ行き、2冊あった内の、高いほう(=最新刷、できれい)を買ってしまった。だって、この本は、きれいじゃないといやだったし。38円しか変わんないけど。

こうして更に本を積み、砦は高く、ポール・マッカートニーのSo Sadは心に沁みる、今日という日。
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Bjork on TV
ニュース23にBjorkが出ていた。
10代で三島由紀夫を読んで、神道に興味があって、いろんなものに神がいるんでしょう? It's cute! なんて言ってた。
うたは、子どものように、照明もカメラも関係なかった。
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「ないもの、あります」
どうして「ないもの、あります」がないのだ、amazon.co.jp!
どうして「ないもの、あります」があるのだ、bk1!

素直に、本屋で見かけたときに、買えばよかった。あんな小っちゃい本。
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失われた笑いを求めて
どうも気分がパッとしないので、「笑える」という言葉でメタ検索にかけて、順番に読んでみる。

…笑えない。


余計に消耗した、、
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Jungle Smile 「抱きしめたい」を聴きながら。
私は、カラオケで、詞の意味なんて全く、一言も意識することなく唄ってしまえる。
でも、マジな顔で「なかなか上手い」「心がこもってた」なんて感心する人がいて。

哀しいことだ。
「字づらをなぞってるだけやん」と言われる方が、ずっと、ずっと、嬉しい。


ひょっとすると、天才的な詐欺師になれるのかも。
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ザウルス/コミパル、数字で始まるURLは表示できず!
…といっても、発見したのはteacupのsupportの方なのですが。
そのせいで、teacupのBBSは、新URLへ移行後表示できなくなったようです。

う〜ん、ブラウザー依存の原因だったとは。

しかし(健気にも!)teacup側でも対策を検討して下さっている。素晴らしい。

この現象、各種検索やFAQにも載ってないようなのですが、、一応SSTにも対応依頼のメールはしておきます。
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何故teacupのBBSがザウルスで表示できなくなったのか?
URLの変更後、表示できなくなったのでその旨メールしてみたのだが(「…という対応をしてみました」という返信も一度きたのだが)、やっぱり表示できず。
とりあえずteacupだけ携帯で内容を読むという、ワケノワカラヌことをしている。

解決できれば、いずれまた。
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天王山への道
宝積寺(寶寺)の裏手から表に廻ると、参ってないのに蜜柑の小袋を貰う。本当に運が開けるのか、バチが当たるのか、微妙だと思いながら、なかなか良くできた三重塔を近くで眺める。これが鎌倉時代というのだから、全くこの辺の山は。

ここからは登山。思ったより急な坂だ。息が切れる。汗が。
しまった。電車に乗る前に飲んだ振舞い酒が激しく効いて、もうヘロヘロ。山頂まで辿りつけるか、急に不安になる。くそー、どうして清酒なんだ。ふつう甘酒じゃないのか。いやあれはえべっさんか。下らんことを考えながら、随所にある歴史の道の案内板を、長過ぎる休憩を兼ねて読む。早速蜜柑の出番も。桂川、宇治川、木津川の三川合流を眺めたり。何故か堺屋太一(だったか)が書いている。天王山の合戦って、山の上で戦ったのではないのか。しばし御勉強。
旗立松や十七烈士の墓を通り、酒解神社で舞い戻りかけながら、山頂に辿りつく。
礎石らしきものがたくさん。落葉で半分埋もれた井戸跡。朽ち果てて、オブジェと化した鉄のごみ箱。

下りは昔から早い。
あっという間に観音寺(山崎聖天)。立派な灯籠。池は凍っていて、でも鯉は泳ぐ。見ているだけで寒々しい。こちらは甘酒が振る舞われている。が、ささやかな教訓を胸に、我慢する。

帰り道、Amnesiacをwalkmanで聴き始めたら、煩悩が1つずつ消える気がした。

2002. 1. 3.

(全文は別サイト)
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memo
重要なことは小声で語られる
史料を読み解けば、決断は自ずと語られる
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1年を振り返ろうとして。
別に、LOVE PSYCHEDELICOを持ち出すまでもなく、倉木麻衣や宇多田ヒカルにしても、普段聴いているのは(おそらく)ほとんど洋楽であって、日本人の中・高校生あるいは20代をターゲットにすれば、自ずとああいう音作りになる。

ここで、書物の世界における翻訳について。
例えば、今読んでいるゾエトロープ[biz](Zoetrope ALL STORY)の中の「ソフィーとルイス」(The Baker's Wife,by Sara Powers)において、フィドルはバイオリンという意味だけではないことを、やはり気付くべきなんだと思う。
そうすると、結局、大多数の翻訳本を、ニュアンスまで(それなりに正確に)読み取るには、英語を全く解さない状態では難しい、ということになる。
「じゃあ翻訳本とは誰のためやねん」という疑問は横に置いておくとして、読書は好きだけど翻訳物はどうも、という人の多くはここに起因していることだけ付け加えて。

日本のヒットチャートに載っているのは、売る戦術に乗っている曲であって、そんな技を使わない優れた曲、そしてミュージシャンは、もちろん多く存在する。
ただ、その存在に出会う困難さに少しでも立ち向かうには、ベタな話だが、いつも目を見開いて、耳を研ぎ澄ましていることなのかなぁと。

別サイトの、1年を振り返ろうとしてBBSを見返し、思ったこと。
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