カビはえらい。

いやたぶん過去最大量の抗生物質を投入されたせいで、身体がらく。朝が相変わらず若干きついことを除けば、少々寒くても喉や鼻にはほとんどこないし、風邪もうつされないし、睡眠不足でも頭回るし、初めていままで絶えずだるさが沈殿してたことに気づく。

で、ここ数か月で最高の体調。すばらしい。

とはいえ、体力の回復具合はゆるやかで、飲み薬を抜いたのは月曜からで、無理せずに食べられるようになったのもここ数日の話。ゆっくりゆっくり、あったかくしつつ、音楽聴きつつ、アルコール入れつつ、な日々。

日曜は、鍋島を観た。以前天保山で観たときほどではないけど、どうやら個人コレクションを中心に、よくこれだけ集められたなぁ、という印象。学芸員さんえらい。で、やっぱりすごすぎて宇宙まで感じさせられるのあり。最盛期のあの(奇跡の、とあえていいたい)20年のだけでなく、初期から、特に晩期のも、崩れつつも荒れた味わいがなかなか。
でなぞの音楽的一人芝居へ。最近想ってること(音楽的たゆたい)と微妙にリンクしてて、旅、なので、この世。星粥と、世界の終りとハードボイルド…とタイタンの妖女が浮かんで。
DJ CD 買う。もう信じ難いほど素晴らしくて、やばすぎ。朝から聴いてるし。
なんだか帰る気がなくなり、しかし帰る。

で翌日も寄る。これがまた世界のあちこちの音の話になり、三絃の誘惑からなにからえらいことに。いったいなんの仕事をしてるんですか、と真顔できかれる。しかし、生活の中に音楽がある環境っていい、って他人の口からきくことがあるとは。
で締めはビートルズのクリスマスソング。やっと肩肘はらずに受けとめられるようになってきた。に畠山美由紀をかけてもらうが、うーん。
その 15時間後に再びビートルズなクリスマスソングで、いい感じ。

こうして、花は散り、雲は行く。
いろいろ嬉しくて楽しくて、涙ぐむくらい。

あとは、神戸の描かれた音楽を観て、アン・サリーの歌声を確認しつつショーロクラブの弦の響きに身をひたし、Little Creatures(!) と mama!milk の音色に身をゆだねると、そろそろ今年も終りである。

…しまった。別サイト止まってるとか仕事がとかいろいろ思い出してしまうし。
レゲエな I Shot the Sheriff、要はオリジナルにひたりつつ。

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