2026 02/03 11:23
Category : 催事
文字もたぬ時代に視線が海へ、あいまい混沌の「クニの形 地域像」 ぶぶる21th260201
志賀島で発見、「漢委奴國王印」。そのレプリカ展示品を観たのは1991年、福岡市博物館でのことであった。
そのレプリカ金印を含めて、「文字もたぬ時代、あいまい混沌の<クニの形 地域像>」を議論してみることになった。
機会は2026年2月1日、「学ぶ・遊ぶ・褒める 釧路を歩く20th」でのことなのであるが。
小林よしのり著『ゴーマニズム宣言』のワンカットでの紹介は、なにを物語るのか。
参加者が集まったてーまが「アイヌ人と日本人(座学)」で、配布のペーパーには掲載図と難解な用語がいっぱい。
「北狄 東夷 南蛮 西戎」「漢委奴國王印」「中華思想=華夷秩序」「冊封体制」「易姓革命」「朝貢外交」。
まず「北狄 東夷 南蛮 西戎」=北狄(ほくてき); 東夷(とうい)、 西戎(せいじゅう); 南蛮(なんばん)で、《漢民族が呼んでいた東西南北の周辺異民族の蔑称. 》。
「漢委奴國王印」=「かんのわのなのこくおう」と読むこと。金印は「中国の歴史書『後漢書』東夷伝を根拠に、皇帝光武が西暦57年(弥生時代後期)に「倭奴国王」に贈ったものであると考え、これが現在も金印を理解する定説」(福岡市博物館)。
「中華思想=華夷秩序」or 「中華蛮夷思想」= 「漢民族は自国を世界の中心に」「周辺の異民族に優越すると考えていた」。
「冊封体制」= 「さくほうたいせい」と読み、そのような言辞はなかったが、西嶋定生氏は「国内の王・侯に対する爵位授与を意味するものであるが、その形式が周辺諸国に対する中国王朝の統属形式に用いられた」とする。「冊」は皇帝の勅書のこと。
「易姓革命」=昔の中国、朝鮮半島で「王朝が交代することを正当化する理論」
「朝貢外交」=「皇帝に周辺諸国(朝貢国)が貢物を献上し、皇帝側は恩恵として返礼品をもたせて帰国させで外交秩序を築く」。
頭が痛くなりそう。
世界史で「B.C=before Christ」(英語)」から「A.D=Anno Domini(ラテン語)」と転ずる年代。
当時、文字をもたぬ日本で、各地に地方勢力があるものの、その、動静を記録することのない、あいまい&混沌の世がつづく。
つまり「クニの形」「地方の動向」が記録されないなかで、視線が海に向けられた。
陸に閉じ込められるのではなく、この先に、なにかが。
政治権力の正当性を国内比較から、隣邦の担保で主張。
「権力の正当性を国内比較から、隣邦の担保で」の記号としての印。
いち早く文字を駆使して『古事記』『日本書紀』を記した政権は、その正当性を記録に残した。
政権につながらなかった族は、あいまい&混沌の「クニの形」「地方の動静」のなかに帰依ている。
志賀島で発見、「漢委奴國王印」。そのレプリカ展示品を観たのは1991年、福岡市博物館でのことであった。
そのレプリカ金印を含めて、「文字もたぬ時代、あいまい混沌の<クニの形 地域像>」を議論してみることになった。
機会は2026年2月1日、「学ぶ・遊ぶ・褒める 釧路を歩く20th」でのことなのであるが。
小林よしのり著『ゴーマニズム宣言』のワンカットでの紹介は、なにを物語るのか。
参加者が集まったてーまが「アイヌ人と日本人(座学)」で、配布のペーパーには掲載図と難解な用語がいっぱい。
「北狄 東夷 南蛮 西戎」「漢委奴國王印」「中華思想=華夷秩序」「冊封体制」「易姓革命」「朝貢外交」。
まず「北狄 東夷 南蛮 西戎」=北狄(ほくてき); 東夷(とうい)、 西戎(せいじゅう); 南蛮(なんばん)で、《漢民族が呼んでいた東西南北の周辺異民族の蔑称. 》。
「漢委奴國王印」=「かんのわのなのこくおう」と読むこと。金印は「中国の歴史書『後漢書』東夷伝を根拠に、皇帝光武が西暦57年(弥生時代後期)に「倭奴国王」に贈ったものであると考え、これが現在も金印を理解する定説」(福岡市博物館)。
「中華思想=華夷秩序」or 「中華蛮夷思想」= 「漢民族は自国を世界の中心に」「周辺の異民族に優越すると考えていた」。
「冊封体制」= 「さくほうたいせい」と読み、そのような言辞はなかったが、西嶋定生氏は「国内の王・侯に対する爵位授与を意味するものであるが、その形式が周辺諸国に対する中国王朝の統属形式に用いられた」とする。「冊」は皇帝の勅書のこと。
「易姓革命」=昔の中国、朝鮮半島で「王朝が交代することを正当化する理論」
「朝貢外交」=「皇帝に周辺諸国(朝貢国)が貢物を献上し、皇帝側は恩恵として返礼品をもたせて帰国させで外交秩序を築く」。
頭が痛くなりそう。
世界史で「B.C=before Christ」(英語)」から「A.D=Anno Domini(ラテン語)」と転ずる年代。
当時、文字をもたぬ日本で、各地に地方勢力があるものの、その、動静を記録することのない、あいまい&混沌の世がつづく。
つまり「クニの形」「地方の動向」が記録されないなかで、視線が海に向けられた。
陸に閉じ込められるのではなく、この先に、なにかが。
政治権力の正当性を国内比較から、隣邦の担保で主張。
「権力の正当性を国内比較から、隣邦の担保で」の記号としての印。
いち早く文字を駆使して『古事記』『日本書紀』を記した政権は、その正当性を記録に残した。
政権につながらなかった族は、あいまい&混沌の「クニの形」「地方の動静」のなかに帰依ている。