「暗記不要、暗記事項はどこかに記載」=高校&大学の歴史授業、その差異 ぶぶる21th260201
「暗記不要、暗記事項はどこかに記載」=高校&大学の歴史授業、その差異 ぶぶる21th260201

「アイヌと日本人について(座学)」の題材で、担当者のお方から発表が60分。
 内容は大きくわけて、二点に大別。
 1)に「アイヌ民族の起源説紹介」、2)に「日本人の起源と日本文化の地域性&多様性」の紹介となりました。

 発表を承けて、特に1)の要約が行われたのち、参加された一同のフリートーキングに。
 冒頭、司会の方から表明があった点。
 それは、「ちょっとサー、朝早い時間帯だけど、高校生むけの歴史講座が、とてもわかりやすい」。

 この発言があったところで、次の整理が展開された。教育テレビの番組で水曜、木曜、金曜日の午前5時50分~同6時10分までの20分間。
 水曜日=「世界史探求」、木曜日=「日本史」、金曜日=「歴史総合」のことかと。
 毎週水曜日の午前10時台は、20分宛、それぞれの講座の定番放送となっているよで。

 話題となった「高校生むけの歴史講座が、とてもわかりやすい」には、筆者も同館であった。
 戦後歴史学の第一期というか、1,960年を前後する内容とはまったく違う説明が展開されている。
 世界史で「四大文明」は重視されず、「大航海時代」については「大西洋の英仏と新大陸、英仏蘭とアジア&アフリカ、日本&中国と印度=三角貿易}
 また歴史総合では、世界大恐慌後のUSA=ニューディール政策の協調を超えて、英仏のブロック経済圏+日独の国内軍備増強など。
 1960年前後はまだ、未解明の領域が今日、教材化されている印象で、現在の方がむしろ新鮮。確かに判りやすく、時代画期に至る道筋が説明つくされている、との思い。

 身近なところでも「高校時代、日本史の試験では赤点ながら、通信教育のレポートでは優をもらった」との話題も。
 普通高校の歴史授業は受験対応で網羅的になりすぎ、どうしても史実の暗記に傾斜することが多かった、ものか。
 ただ学部で歴史教育を受け始めたとき、担当の日本史教員は厳かに申した。「暗記することは、まったく不要」「暗記するようなことは必ず、どこかに調べられて、書いてある」。