「西」=単なる方位ならず、「羽、休める鳥巣」 260116
 「西」=単なる方位ならず、「羽、休める鳥巣」 260116

 15分の話の中で提示。「西方浄土」「西の岸」と申すも、東西南北上下うなかで、なぜ、西方が注目されるか、と。
 「頭北西面 ずほくさいめん」が「もっとも楽な、寝方」と示される、とも。

 それは「西の字」=横棒の一こそ、鳥が羽を広げて休む意味、縦棒二本は鳥の脚にして、口の字は鳥の胴体、でわないか。
 なるほど。手近なところで二冊の漢和辞典を開いてる、に。
 「字源」「字解」の項に、次の二題。なかなか、味わいが・・・・・。。

●『新明解 漢和辞典』=「巣の上に鳥が休んでいる姿」
「鳥がねぐらに帰りつくところは日が西に沈むときだから、西の意をあらわす」(51p 長澤規矩也ほか編 三省堂 1986年)。
●『学研 漢和辞典』=「ざる・かごを描いた象形文字で、栖(セイ ざる状の鳥の巣)に、その原義がのこる」
「ざるに水をいれるとさらさらと流れ去って、ざるが後に残ることから、日の光や昼間の陽気がざるの目から抜けるように流れさる方向、つまり『西』を意味することとなった」 「洒=サンズイ+西 さらさらと流しさる)」。
「遷(セン 形を残して中身がうつり去る)と同系のことな」(1190p 藤堂明保編 学習研究社 1980年)。