楽師・楽生―育てる人材・力量、育つ環境251206「美の壺:千年の響き 雅楽」Fil637
 楽師・楽生―育てる人材・力量、育つ環境251206「美の壺:千年の響き 雅楽」Fil637

 「楽師 がくし」が「楽生 がくしょう」を、一対一で指導する「習礼 しゅらい」を紹介。
 楽生=練習生は話す。そもそも祖父が楽師の家で。
 「私も祖父にすすめられ、幼い時に感動をうけた」「その感動を多くの人に伝えたい」。
 この道に入った、契機を話す。

 ナレーションが入る。
 「明治期に養成制度が設けられ、楽生が一般開放された」。
 記載を開くと「『楽家』と呼ばれる家系で代々受け継がれ」だが。
 「明治期に養成制度が一般に開放された」と。

 話は「楽師」に展開。
 「わたしが15歳のとき、(楽生)君のお爺さんに『篳篥 ひちりき』を習いました」。
 今、楽生を教える立場にあり、不思議な思い。そういうわけだ。

 雅楽。こどもの頃から「五常楽 ごじょうらく」「越点楽 えてんらく」がレコードから流れてくる音を聞いている。
 楽師は、国の重要無形文化財「雅楽」の伝承者となっている。

 雅楽によらず<人材を育てる>。
 育てる人材、その為の力量、育つ環境。それぞれ、どの一を<疎か>にしては・・・・・。