2025 11/19 10:14
Category : 記録
12)阿寒の帝国公園化 治山・治水から「伐る森」離陸 釧路の街の魅力ABCD26題―6-240217
●釧路川大洪水は何が原因で発生したのか。今、どんなことが指摘されていますか。
釧路川大洪水には二つの要因があります。一に森林をくまなく皆伐した結果としての<大地の保水力低下>、二つ目に<開発の行き過ぎと追いつかない治水未整備>が被害を発生させてしまいました。
この時、正名は東京に居たわけです。が、釧路川流域や阿寒川流域で起きていたこと。しかも釧路川に流れ込んでいた阿寒川が独立した河川となったことも含めて、聞かされていたはずです。正名ここに及び、改めて「自然の威力」。その凄まじさに接したと言うことです。
●話を「阿寒を帝国公園」請願、正名の構想力と題してすすめてもらっています。
ここまで阿寒が帝国公園、のちの国立公園に指定をうけるその一歩は、正名の請願にあったのだとお伝えしてきました。
前田正名翁の語録。その第一は「阿寒を帝国公園となす」になります。
ところがこの語以上に著名なのキャッチフレーズがあります。それを正名の語録第二とします。それは「(阿寒の山は)伐る山ではなく、観る山」の家訓です。
そして正名の語録第三は、「人為による開発を制限して将来世代も同じ感動を楽しむ」なのです。ひょっとして、このキャッチコピーは、おなじみでないかも知れません。
正名の語録第四は、「前田家の財産はすべて公共事業の財産とす」です。
●「伐る山ではなく、観る山」も「財産はすべて公共事業の財産」も耳にする語句です。
前田正名翁は時に満70歳。古希の年齢で、永年にわたり思いめぐらしてきたであろう、四つの語録は「おぼろげながらの「発意」が「確信」に転ずる」満70歳。
そう申しあげて良いのではないか。しかも、自身はこれまで『今の日本を豊かにする』施策」に努めてきました。しかし、今は違う!!。「未来の日本のために<次世代にも感動を楽しませる>に転換」する決断。先の四つの語録にくわえ、最後の<未来の日本のために>の転換」こそ、重要です。この項目を含めて大正9年=永年の「発意」が「確信」に転した時。そのように整理をさせていただきました。
●釧路川大洪水は何が原因で発生したのか。今、どんなことが指摘されていますか。
釧路川大洪水には二つの要因があります。一に森林をくまなく皆伐した結果としての<大地の保水力低下>、二つ目に<開発の行き過ぎと追いつかない治水未整備>が被害を発生させてしまいました。
この時、正名は東京に居たわけです。が、釧路川流域や阿寒川流域で起きていたこと。しかも釧路川に流れ込んでいた阿寒川が独立した河川となったことも含めて、聞かされていたはずです。正名ここに及び、改めて「自然の威力」。その凄まじさに接したと言うことです。
●話を「阿寒を帝国公園」請願、正名の構想力と題してすすめてもらっています。
ここまで阿寒が帝国公園、のちの国立公園に指定をうけるその一歩は、正名の請願にあったのだとお伝えしてきました。
前田正名翁の語録。その第一は「阿寒を帝国公園となす」になります。
ところがこの語以上に著名なのキャッチフレーズがあります。それを正名の語録第二とします。それは「(阿寒の山は)伐る山ではなく、観る山」の家訓です。
そして正名の語録第三は、「人為による開発を制限して将来世代も同じ感動を楽しむ」なのです。ひょっとして、このキャッチコピーは、おなじみでないかも知れません。
正名の語録第四は、「前田家の財産はすべて公共事業の財産とす」です。
●「伐る山ではなく、観る山」も「財産はすべて公共事業の財産」も耳にする語句です。
前田正名翁は時に満70歳。古希の年齢で、永年にわたり思いめぐらしてきたであろう、四つの語録は「おぼろげながらの「発意」が「確信」に転ずる」満70歳。
そう申しあげて良いのではないか。しかも、自身はこれまで『今の日本を豊かにする』施策」に努めてきました。しかし、今は違う!!。「未来の日本のために<次世代にも感動を楽しませる>に転換」する決断。先の四つの語録にくわえ、最後の<未来の日本のために>の転換」こそ、重要です。この項目を含めて大正9年=永年の「発意」が「確信」に転した時。そのように整理をさせていただきました。