50歳代主婦「工夫があれば人は集まる」 地域振興=やはり着想力、開発力、投資力か―ポツンと一軒家 250907HTB―
​​ 50歳代主婦「工夫があれば人は集まる」 地域振興=やはり着想力、開発力、投資力か―ポツンと一軒家 250907HTB―

 番組の終盤。ディレクターに「この学校、今後、どのようにするツマリ?」。
 声を求められた主婦は答えた。「工夫があれば人は集まる」。
 夫は信楽焼大型陶器の工房を廃校となった校舎1Fで開く。2FはCafeで妻が、地元野菜を13種の手料理でもてなす。

 「野菜は煮て食べるが、ほかにも調理方法がある」。そこはインド調理法をはじめとする多国籍料理。
 週に三日ほどの開業で、多い時で日に40人ほど。大半が女性で男性は、女性に連行されての来客がほとんど。
 「茨城から来ました、所要時間は5時間半、来た甲斐がありました、良かったです」。

 円形屋根のこじんまりとした小学校は、廃止になった。昭和32年かに開校、62年ほどの歴史であった、と。
 番組案内「陶芸のアトリエと地産食材を使ったカフェも開き、楽しみながら地域を盛り上げているご夫婦の暮らしぶり」。

 「工夫があれば」。そこに注目。なんと言っても地域おこしは、住民の含み資産。
 その源泉は、着想力、開発力、創造力、そして投資力。そうではないか。