武富家招魂碑に表敬 土に刻まれた小説『海霧 UMIGIRI』の世界ー佐賀・鍋島家三郡支配ー』231116
 只 1.タダ こればかり 強調の辞
 管 3.範囲を限って管理する 支配する
 打 3.他動詞に添えて動作する意 名詞の上について動詞をつくる
 座 1.スワる ヒザを折り、尻をモノにつけて、体を支える

 只管打座 「しかんだざ」と読むことは知られている。
 禅門にあって選択専修の行とされるべきや。
 その意味は別に示すことに。

 しかん‐たざ 〔シクワン‐〕【×只管▽打×坐/×祗管▽打×坐】
 「ただひたすら座禅すること。特に曹洞宗でいう」
 =デジタル大辞泉 「只管打坐」の意味・読み・例文・類語。

 しかん‐たざ 只管打坐
 祇管打坐とも。「只管」とは,ひたすらにの意。坐禅になんの意義も条件も求めず,公案なども使わず,ただひたすら坐禅を実践すること。全身心をあげて坐りぬくこと以外に仏法の体得はないという道元禅の特質を端的に表した語。道元は黙照禅の伝統をうけ,天童如浄の「参禅は坐禅なり」の意をうけて只管打坐を重視した。
=山川 日本史小辞典 改訂新版 「只管打坐」の解説

武富家招魂碑に表敬 土に刻まれた小説『海霧 UMIGIRI』の世界ー佐賀・鍋島家三郡支配ー』231116