新緑の季か or 深緑の節か 久著呂線軌道緑楓トンネル in 塘路二股
 新緑の季か or 深緑の節か 久著呂線軌道緑楓トンネル in 塘路二股

 広葉樹の森に<梢のトンネル>を思わせる拓殖簡易軌道久著呂線跡。1,997年の初訪以来、この地点には何度か。
 今回、足を踏み入れた途端に感じた、<森の梢のトンネル>。その景観は、見事。そう感じ、即座に「川湯硫黄山・青葉トンネル」の景と結びつけてみたことだ。
 今は新緑、やがて深緑の季節を迎えるに、いっそう迫力と凄みを増すのではないか。

 周辺は広葉樹におおわれている。今は緑ながら、10月中旬に至ると黄色、紅色の葉で覆われるのではなないか。
 5月下旬の訪問ということが初の体験。前回は20年8月と心得ているので、この3年。
 ひょっとして樹林層の<ふくよかさ>が、さらに加わったことか。

 自身で撮影の画像を見つけるのはたいへんながら、川湯に二季の名勝。「(上)川湯硫黄山 青葉トンネル」「(下)川湯温泉 紅葉トンネル」
 硫黄山・青葉トンネルは旧釧路鉄道軌道跡。川湯温泉・紅葉トンネルは国道沿いの道筋。
 ここに、春の緑に秋の紅葉を期して「久著呂線軌道緑楓トンネル」。今、新しい付加価値を付して注目しつつも、これからの推移を見まもりたい。