大川の流れとともに 伝統工芸を支持する力&育てる力 「小さな旅 川の流れとともに―大阪市―」230513。
 水の都・大坂で暮らしのすぐそばにある大川
 1)父親から継承、娘夫婦が操る小さな遊覧船
 2)巨大なコイ釣りを通して出会い、支えあって暮らす釣り仲間。釣ったコイでコンテスト、計測してリリース(ツルガダイ公園で<小さな鯉の釣り大会>、自然保護の啓発に役立てては。

 3)川のほとりで三代にわたり営々と受け継いできた<切子職人>。
ビルとビルの空間に満月が収まる時
エンデングのナレーション 「人と人の人生をつむぎ、大川は流れてゆく」。

 3)の切子職人の項目で考えた。伝統技術の継承者が今なお、存在を可能にするうえで二つの条件。
 A)国内マーケットは狭い。そこを国際水準で生き残る技術力
→地域内競争で支えあい、生き残ることのできた枠組みは崩壊した。
→インターナショナル標準で生き延びる難易度に挑戦して生き延びている。
 B)国内マーケットが縮小していることは確実ながら、しかし本州ではまだ<支持力&育てる力>の持続力がある。
→中間層の基盤維持。
 C)明治期の松方デフレ期に薩摩閥の前田正名は、惣村伝統工芸品の国際水準維持を主唱していた。

 小さな旅 川の流れとともに―大阪市―230513 nhk4Kam6:00~ 再放送予定230519 am9:00~
 大川の流れとともに 伝統工芸を支持する力&育てる力 「小さな旅 川の流れとともに―大阪市―」230513。