仕上げの<褒める>は「コーヒー+羊羹」セット ぶぶる釧路街歩き2nd220922 釧路芸術館
仕上げの<褒める>は「コーヒー+羊羹」セット ぶぶる釧路街歩き2nd220922 釧路芸術館

「原田御殿界わい」と銘打って開催。第二回は錦町、南浜、浪花、幸町とめぐる釧路川河畔コース。
河畔コースを<歩く>の「あそぶ」、旧原田御殿跡を訪ねて<港が雑穀輸出を支えたシステム>を「まねぶ・学ぶ」のあとは、今回、「歩く」と「学ぶ・まねぶ」を「褒める」地点に選んだのは釧路芸術館2FのCafe.
配られたメニューから、筆者が選んだのは「コーヒー+羊羹」。「煎茶+羊羹」というのもあったけれど、この日はなんとなく「コーヒー+羊羹」。

話題を転じて9月23日朝に放送の「nhBS 美の壺」。題名を見てハッとした。それは「羊羹 ようかん」。
いつも送っていただく「小城羊羹」ももちろん、登場。
江戸時代の創業。長崎街道。シュガー街道。精選した白色、透明度の高いザラメ砂糖。漆塗りの流し箱。羊羹の表面を刷毛ホーキで丁寧に<目>を入れて糖分の表出をうながす。

昭和25年から40年。駅のホームで小売りをするときの、「売り箱」も紹介されて、名物が誕生したときから成熟に至るプロセスをホンの一部が紹介された。
ネットにある「砂糖文化を広めた『長崎街道シュガーロード』が日本遺産に認定」の主要部分。
「長崎・出島をスタートして、小倉へとつながる『シュガーロード』沿いには、多くの文化財とともに砂糖の伝来がもたらした数々の銘菓があり、400年以上の時を経て育まれた文化」に触れることができる、とする。

22年9月23日朝放送の「美の壺」。むすびは、「いまオススメ おしゃれな羊羹の活かし方」。それは「羊羹を召し上がりながらコーヒーを呑む」。そかそか。
ちなみに釧路芸術館で用意していただいた羊羹。グリーンピースを材料に練り上げた逸品のように思い、感慨深かった。原田御殿を支えた港湾流通の財源。それは十勝のグリーンピースを西欧に送り届けたことにあったと、されているから。