日本の政治家 ひどい「三理由」 とうとう指摘が210523
 日本の政治家があまりにひどすぎる「3つの理由」。東洋経済新報社がネット配信している。



 実に6300字あまりの立派な記載。
 冒頭の一文には「不信から軽蔑へ」、「(政治家を)『ただの馬鹿なのか?』という疑問に変わっている」と、手厳しい。

 まず「政治家はやっぱり馬鹿なのか? 」と、問う。

 なぜ、馬鹿が政治家を務めるか。おそらく「三点の仮説」という形で立論しようとしている、ようで。

 (仮説1)愚かな人が政治家になっているから
 (仮説2)政治家になると愚かになってしまうから
 (仮説3)政治家になると愚かに行動することになるから。

 では、主権者はどうすると良いのか。そこで「民主主義の徹底を追求する」と、正当論を述べるのであるも。

 しかし、それでは事態は改善すまい。
 一に「愚かな人が『より得票力がある』」と答えを出してみて、いるようで。

 それでも、収まらない。かく、読み取ることができる。
 「主人の望むように“気の利いた”行動をし続ける」。
 「公平性の厳密性に縛られ、『迅速に配る』ということが誰に対してもできない」、という愚かな結果に終わると、結ぶ。

 「誰のために?」か。見えてきた点。
 1)アメリカ合衆国の一部特権者のために、
 2)戦前から生き延びた「極右」の後継者のために、
 3)有権者のほぼ四分の一を占めるとされる新自由主義者のために。そういうことであろうか。

 日本の政治家 ひどい「三理由」 とうとう指摘が210523