記憶アーカイブスツーリズム
 記憶アーカイブツーリズム NHKGで紹介されている機会を視聴するも。

 それって、なに?。
 調べてみると、最初に飛び込んできたデータは
 「東日本大震災・記憶のアーカイブ〜DARK TOURISM SENDAI」。
 URLも紹介させていただくと、「https://www.148apps.com/app/829576018/」 210522 10:07。

 「語り部やガイドによる宮城県内の被災地ツアーを収録」
 「記憶のデジタルアーカイブとして震災の記憶を風化させず」
 「また後世に伝えていくために制作」と紹介がある。

 総合テレビでの紹介は沖縄を舞台にしたもの。
 横目でみながら、「観光情報」「観光資源」「観光客誘致」「魅力度アップ」。
 そうした声が高らかに官民あげて、叫ばれる。

 大手の広告や旅行の代理店が。著名な識者が。中央官僚の役人が。
 それに呼応するかのように、地域の経済界も地方公共団体の職員も。
 機を一にして「観光振興」「交流人口拡大」「外部からの投資対象期待」を口にしてはいまいか。

 松島湾に面した浦戸諸島。
 「湾の記憶ツーリズム」は「(地域に潜在する)記憶を手掛かりに、松島湾を体感する旅」を提案。

 そこに<地域の住民による>次の3点を読む。
 1)自ら記憶の記録化に努める、2)記録化するための担い手が住民、自らである、3)記録化を通じて物語化が可能。

 (紹介)https://tsunagaruwan.com/wan-memory 湾の記憶ツーリズム
 松島湾に面した浦戸諸島に散らばる記憶を手掛かりに、松島湾を体感する旅。
 
 さて「観光」は、これまでに蓄積された「環境」&「生涯学習資源」を整備すること。
 そのうえで体系化し、意図的に、計画的に、そして組織的に活用してゆくことで、自ずとついてくるものではないか。
 
 長期滞在者の方は問う。
 「この地域に住む方は、どのようにして楽しみ、自然や環境、文化の楽しみ方を開発しているのか」
 「教えてほしい」「そして、私たちも一緒に楽しみ、楽しませてほしい」。そう、たずねてくださるのである、が。