双岳台 そうがくだいの眺望 110709阿寒摩周国立公園横断道路
 双岳台 そうがくだいの眺望 110709阿寒摩周国立公園横断道路。

 手前に雄阿寒岳、奥に雌阿寒岳。両岳を眺望できるので、「双岳台 そうがくだい」。



 この日は、釧路厳島神社祭礼の日と記憶する。南浜町の河岸で、江戸時代の絵図を提示。

 川を手こぎ船で西から東にわたる図を読んだ。旧暦3月24日か。弁天祠に詣でた故事を解説。遙拝して、まりも国道を。

 阿寒湖畔で昼食、足を摩周への道筋に伸ばして、双岳台、双湖台(そうこだい)を。まわる、みる、本当は拝む。

 岳は湖畔にヒトを招く、吸引力。足下で噴出する温泉が、その魅力をいっそう高める。湯宿の経営者は、活火山の監視者。 
 市民が安心して湯浴みできるように、日夜、見守る。

 双岳台に眺望の二峯。ここで市民は、「見に行く」をやめ、「(自分を)見せに行くへの転換。

 その限りで、ここに何度立つも意味がある。「見に行く」は生涯一度でも、それで終わり。ただし、自己中心視線。