「冥加」 田村顕允(あきまさ
 「冥加」 田村顕允(あきまさ).

 冥加の「冥」は冥土、冥界でつかわれるらしい.「暗い」「暗くて光がない様子」ということ、か.
 冥加の「加」は加護、加算でつかわれる.「くわえる」は神仏の加護をさすとする.

 あわせて「冥加」、「隠れていて見聞できないところからうける神仏の加護をあらわす」(『語源由来辞典』)、

 亘理伊達家.当主の邦茂に家老・田村顕允が提示したとされる.「政府の冥加にも」.

 冥加金などで知られる冥加.ここでは、「賛意がえられる」とのことか.