ササラ 札幌路面電車
 ササラ 札幌路面電車.電車軌道を保守するため、運行している除雪電車.
 2月4日、NHK「もういちど日本」で、5分間の放送があった.
 想ったことは「あたりまえ」「スキ間」「勤勉.努力」.

 あたりまえー定時に電車を走らせる.そのために、日本のササ、タケを材料に、手作りで除雪のしくみを考えた.
 スキ間ー自動車と軌道輸送の併存.雪を遠くにとばさず、しかし確実に軌道から排雪.路線内で余白を上手に活かす、「すきま」の利用.
 勤勉・努力ー強力な機械、加熱で融雪、化学薬品の散布.汗をながさぬつもりなら、ほかにも方法がある.

 しかし、運行のあいまに乗務外の職員が、竹を釘でうち、針金で固定して電車の前にとりつける.なにより、エコではない、か.

 
 (ササラ 札幌路面電車 解説)
 冬の除雪装置を色々研究し、大正時代の終わりに札幌で発明されたのが、今でも使われているササラ電車
 前後に取り付けたブラシ状の竹のササラを回転させて走行し、線路上に積もった雪を掃き飛ばすというもの
 冬は降雪の有無にかかわらず毎日始発前に出動するほか、降雪時は昼間でもよく見かけることが出来る.
 http://pupupukaya.sakura.ne.jp/sappo/sasara.html