加茂川の水 京都
 加茂川の水 京都。24日、朝の放送で京都 加茂川の水。

 京ナスの栽培。大きくまろやかにして、みずみずしく。
 輪切りにして油をしいたフライパンに木蓋をあてて焼いたナス。カツオと昆布のだし汁のみで、おいしいという。

 加茂川から徒歩1分という居酒の女将は40歳そこそこ。
 和服姿で小魚を天ぷらにつくる。その小魚がなんと、左右の胸ビレがシャキっと立って、皿のうえで<泳ぐ姿>に仕上がっている。
 
 番組での紹介をみていて、驚いた。この御姉ちゃま、ゴムの胴長に身を包み、最初に樹木の幹で虫を採取。
 その虫を針先にさして、羽のうごくうちに水中に投じて、釣りあげた魚を生かして夕方の開店に備えていましたよ。

 客人の到着をまって、魚を生け簀からとりだして小麦粉にまぶしたと、おもいきや。
 粉がつけられたて動いているその小魚を、熱い天ぷら油の中に、ポイ!!。

 魚は苦しさのあまりに、胸ビレを立てるが、それがちょうど魚身をささえる<脚>となるから不思議。
 不思議と言うより、計算されている。父に教えられた釣りの技術。見事の一語。

 加茂川の水。ままならぬものとして権力者を嘆かせたが、後世のヒト、巧みに生かす。

編集 ペン : 自分の方へ引き寄せようとすればままならぬ加茂川もそちらへ寄り添えば自由自在に扱える加茂川・・ですね