薬草 伊吹山
NHK「こんなステキなにっぽん」。8日朝の紹介は、揖斐川の流域伊吹山。

伊吹山は薬草の宝庫なのだそうで。ゲンノショウコ・オオヨモギ。ほかにも伝承と経験で、野草のなかから薬草を巧みに刈りだす。薬缶を焚き火にかけて、煎じ、「これが元気の源だ」と、飲用。

乾燥させて、細かく《押し切り》で裁断。袋に入れて納戸に格納。部屋は薬草の山。工業用原料に出荷するのかと思いきや、自家用らしい。

夏なら60分、冬なら120分。浴槽には薬草の袋をいれて、薪で風呂をわかす。薬草の湯は「厳しい岐阜の冬をしのぐ、生活の知恵」。そうコメントがあった。

元気にはサプリメントの工業薬品。風呂はガスの瞬間湯沸かし器で瞬時にわかして、数分の湯浴み。薬草の浸出液よりやはり温泉。

安易に工業製品、化石燃料、お金を投じて温泉。 自然採取の薬草、手づくりの飲用・浴用、時間をかけて太陽の恵みの植物でわかす湯。どっちが、良いか。