2016 02/02 15:28
Category : 日記
熱いご飯に熱い味噌汁、これだけあれば幸せと思うことがあります。この組
み合わせはあまりにも当たり前で、普段その価値を考えることはあまりないの
ですが、言うまでもなく日本人の食生活の基本です。
日本人が鎌倉時代以降、”一汁一菜”を食の基本として毎日味噌汁を
食べ続けてきたのは、味噌が健康づくりの基本であることを昔の人が経験上
よく知っていたからです。
ご存知の通り味噌の原材料は大豆です。大豆は栄養価が極めて高いのですが、
そのまま煮たり炒ったりする通常の料理法では消化吸収が悪いのが難点です。
ところが、この大豆を味噌にすることにより、大豆タンパクが酵素によって分解されて
アミノ酸となり、炭水化物もブドウ糖になるそうです。
旨(うま)みが増すうえに、消化吸収もよくなって一挙両得。
そしてさらに重要なのは、味噌から大豆のもつタンパク質やビタミンB群を
取り入れつつ、味噌汁にすれば野菜や海草、根菜などを煮て汁ごと食べるため、
カリウムやマグネシウムほか各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を一度にとれることです。
期せずして上手に栄養バランスをとることができる訳です。
ちなみに、日本各地の味噌は、地域によって味や色などそれぞれの特徴が
ありますが、大まかに分けると主として北関東から東北、北海道地方では辛口味噌。
愛知や三重などでは豆味噌、京都を中心とする近畿地方では白甘味噌が好まれ、
九州、四国では甘口の麦味噌や米味噌が好まれているようです。
味噌汁の丁寧な呼び方に「おみおつけ」があります。漢字にすると「御御御付け」と
なるそうです。「御」を三つも重ねて付けるほど、日本人の食卓には欠かせない大切な
汁物というのが伝わってきます。
み合わせはあまりにも当たり前で、普段その価値を考えることはあまりないの
ですが、言うまでもなく日本人の食生活の基本です。
日本人が鎌倉時代以降、”一汁一菜”を食の基本として毎日味噌汁を
食べ続けてきたのは、味噌が健康づくりの基本であることを昔の人が経験上
よく知っていたからです。
ご存知の通り味噌の原材料は大豆です。大豆は栄養価が極めて高いのですが、
そのまま煮たり炒ったりする通常の料理法では消化吸収が悪いのが難点です。
ところが、この大豆を味噌にすることにより、大豆タンパクが酵素によって分解されて
アミノ酸となり、炭水化物もブドウ糖になるそうです。
旨(うま)みが増すうえに、消化吸収もよくなって一挙両得。
そしてさらに重要なのは、味噌から大豆のもつタンパク質やビタミンB群を
取り入れつつ、味噌汁にすれば野菜や海草、根菜などを煮て汁ごと食べるため、
カリウムやマグネシウムほか各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を一度にとれることです。
期せずして上手に栄養バランスをとることができる訳です。
ちなみに、日本各地の味噌は、地域によって味や色などそれぞれの特徴が
ありますが、大まかに分けると主として北関東から東北、北海道地方では辛口味噌。
愛知や三重などでは豆味噌、京都を中心とする近畿地方では白甘味噌が好まれ、
九州、四国では甘口の麦味噌や米味噌が好まれているようです。
味噌汁の丁寧な呼び方に「おみおつけ」があります。漢字にすると「御御御付け」と
なるそうです。「御」を三つも重ねて付けるほど、日本人の食卓には欠かせない大切な
汁物というのが伝わってきます。