申年生まれ。
 十干・十二支では今年は「丙申」(ひのえさる)だそうです。
「丙」は草木が伸長し、その姿や形がハッキリした状態になる事。「申」という字は天の神の威光を表す稲妻の形を表したもので、「電」の原字。「神」のもとの字になったそうです。

 申年生まれの方は、明朗活発・器用で人付き合いが上手。好奇心旺盛で要領が良く、頭の回転が速い。金運がある。一面では落ち着きがなく、飽きっぽい、抜け目ない、冷徹とも言われています。

 <諺(ことわざ)や慣用句では、以下のようなものがあります。>


 ・見ざる 言わざる 聞かざる
  
とかく人間は自分にとって都合の悪いことや相手の
欠点を見たり聞いたり言ったりしがちだが、
それらはしないほ うがよいという戒め。

 ・犬猿の仲


 ・猿に烏帽子(えぼし)

   外見だけを取り繕って中身が伴わないこと

 ・猿の水練、魚の木登り

   見当違いのことをするたとえ

 ・猿の尻笑い

   自分のことを棚に上げ、他人を嘲笑うこと

 ・意馬心猿(いばしんえん)

   心に様々な煩悩や欲望がうごめいて抑えがたい状況のこと

 ・美人の終わりは猿になる

   美女が年をとると醜さが目立つということ