「茹(ゆ)でたまご」
 一口つぶやきを一席!(#^.^#)
時々、ゆで卵を作るけど皮をむくのが大変で、何時もデコボコになってしまうという経験をされた方がいると思います。
見た目の美しさは料理の味を引き立てる大切な要素であり、せっかくのゆで卵がデコボコでは料理も美味しさ半減になってしまいます。

 既にご存知の方も多いかと思いますが、そうならないための方法は、ゆであがったらすぐに水に浸けることです。
卵の殻は一見、滑らかで空気でさえ入り込まないように思えますが、目に見えないごく小さな穴が無数にあってわずかながら空気が出入りしています。

 その証拠に、卵を茹(ゆ)でると湯が沸騰してきたときに小さな泡がたくさん卵の殻から出てくるのが分かります。
これは、卵の中にある気室の空気が膨張して殻から逃げるためです。

 茹でてすぐに水に浸けると気室内部の圧力が下がり、逃げ出した空気の分だけ水が入ってきます。
この水が卵の殻と白身の間に入るため、殻がスルリとむけるようになります。