今年の「創作四字熟語」
 今日は冬至、年間を通して夜が一番長く昼が最も短い日です。
ずっと昔はこの日が一年の始まりと考えられており、世界各地に残る冬至祭は、太陽の力が最も弱まった日が無事過ぎ去り、太陽のよみがえりを祝う日でした。

 異教徒の習俗を巧みに取り入れてきたキリスト教において、クリスマスの本来の起源もこの冬至祭にあると言われてます。

 ところで、住友生命保険が先日、毎年恒例となっている「創作四字熟語」の優秀・入選作を発表してましたのでそのいくつかをご紹介したいと思います。


   「党奔政争」 とうほんせいそう(東奔西走)

         *まとまりのない政界。


   「晋帰一転」 しんきいってん(心機一転)

         *安倍晋三氏が自民党総裁に復帰。


   「運産霧消」 うんさんむしょう(雲散霧消)

         *AIJ年金消失事件。


   「航平夢至」 こうへいむし(公平無私)

         *内村航平選手が、個人総合で夢の五輪金メダルを獲得。


   「袋麺繁売」 たいめんはんばい(対面販売)

         *生麺の食感に近いインスタントラーメンが大ヒット。


   「美画悲惨」 びがひさん(自画自賛)

         *スペインで、自称画家がキリストのフレスコ画を修復。
          残念な姿に。


 今年起こった出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いで感心させられます。