2012 09/05 08:53
Category : 日記
別々の方向から進んできたものが出会うことを「行合う(ゆきあう)」と言いますが、夏の名残りと、秋の気配をはっきり感じる今はちょうど季節が行合う時節ですね。
7月から9月頃にかけて咲く花に、鮮やかな紅色の「鳳仙花(ホウセンカ)」があります。
花色豊かなこの花で、色水をつくって遊んだ方もいらっしゃるかと思いますが、ずっと昔は爪を染めるのに使われた花でもあります。
いわゆる現在のマニキュアで、別名を「爪紅(つまべに)」とも言います。
熟した実は、触れただけで勢いよく弾け飛ぶことから「インパチエンス(我慢できない)」との学名を持ち、「せっかち草」との異称もあります。
英語では「Touch Me Not(私に触らないで)」という名で呼ばれることも。
また、堅い魚の骨や肉類を煮るときに種子を数粒入れると柔らかくなることから「骨ぬき」という名も持っています。
ちなみに、沖縄では「てぃんさぐ」と呼ばれ、「てぃんさぐぬ花」という民謡の歌詞には下記のような意味があります。
一、鳳仙花の花は爪先に染め 親の言うことは心に染めなさい
一、天の群星は数えようとすれば数えられるが
親の言うことは数えられない(親の教えは限りがない)
一、夜走る船は北極星を見ている 私を生んだ親は私を見守っている
7月から9月頃にかけて咲く花に、鮮やかな紅色の「鳳仙花(ホウセンカ)」があります。
花色豊かなこの花で、色水をつくって遊んだ方もいらっしゃるかと思いますが、ずっと昔は爪を染めるのに使われた花でもあります。
いわゆる現在のマニキュアで、別名を「爪紅(つまべに)」とも言います。
熟した実は、触れただけで勢いよく弾け飛ぶことから「インパチエンス(我慢できない)」との学名を持ち、「せっかち草」との異称もあります。
英語では「Touch Me Not(私に触らないで)」という名で呼ばれることも。
また、堅い魚の骨や肉類を煮るときに種子を数粒入れると柔らかくなることから「骨ぬき」という名も持っています。
ちなみに、沖縄では「てぃんさぐ」と呼ばれ、「てぃんさぐぬ花」という民謡の歌詞には下記のような意味があります。
一、鳳仙花の花は爪先に染め 親の言うことは心に染めなさい
一、天の群星は数えようとすれば数えられるが
親の言うことは数えられない(親の教えは限りがない)
一、夜走る船は北極星を見ている 私を生んだ親は私を見守っている