2012年上半期「日経MJヒット商品番付」
先日、日本経済新聞社がこの時期恒例の2012年上半期「日経MJヒット商品番付」を公表しました。

番付上位は下記のようになっており、東の横綱となったのが今年5月に開業した東京スカイツリーです。
西の横綱は空位となりましたが、全体として外向きの個人消費の復調を示す結果となっています。

           東             西

   東京スカイツリー     【横綱】 ──

   アクア           【大関】 ピーチ・アビエーション

   ギャラクシーノート    【関脇】 LINE

   メッツ コーラ        【小結】 オランジーナ

   アサヒドライゼロ     【前頭】 テルマエ・ロマエ

   渋谷ヒカリエ       【 同 】 新東名高速道路


 東京スカイツリーや渋谷ヒカリエ(渋谷再開発の目玉施設)は観光地であり”目的地”、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車「アクア」や全日空系格安航空会社(LCC)の「ピーチ・アビエーション」はともに”移動手段”、新東名高速道路は”交通網”そのもので、東日本大震災から1年超、消費の傾向が巣ごもりから外向きに変わりつつあります。

 その他、スマホ関連でギャラクシーノートやLINE、写真SNS。「食」で、丸の内タニタ食堂、マルちゃん正麺、塩こうじ、コンビニコーヒーなどがランクインしています。

 ちなみに、殊勲賞はトヨタの「86」とスバル「BZR」。同じ車ですが、86は生産が受注に追い付かず、5月連休明けの時点で納車が来年2月以降となっていた人気車種です。
また、話題賞には金環日食、残念賞には「平清盛」が選ばれています。