「クールビズ」
 今日は白いシャツ姿の人が多く、この季節に合っていて颯爽として清々しい感じがします。

 ある高校の先生の話によると、宿題や提出物をいつも忘れてくる生徒であっても衣替えだけは忘れず、きまって当日は夏服でやってくるそうです。

 この話を紹介した金田一春彦先生は、冬服から夏服にかわる時期が実際の気候よりも遅いため、全員が待ちの状態になっているせいだと見解を述べていますが、なるほどそうだったような気がします。

 社会人にとりましては「衣替え」と言うよりも、今日から「クールビズ」が本格的に始まったという感覚です。ちなみに、電力不足を考慮して、中央省庁や一部の企業では5月1日から始まっています。

 クールビズとは、2005年から始まった「夏期の軽装化」のことで、環境省は冷房温度28度設定の夏のオフィスでも、快適に効率良く働ける軽装・ビジネススタイルそのものを言います。

 具体的には「上着なし、ネクタイなし」が一般的なクールビズスタイルですが、昨年からは衣服をさらにカジュアル化した「スーパークールビズ」も広がりをみせています。

 スーパークールビズを推進する環境省では、アロハシャツやポロシャツ、破れていないジーンズを勤務中に着ることを容認し、職場内では無地のTシャツやサンダルも認めていますが(ランニングシャツやビーチサンダルは禁止)、
一般企業ではそこまでラフにしないケースが多いようです。

 ちなみに、勤務時間の朝方シフト、すだれや植物カーテンの活用など節電への取り組みなども含めてのスーパークールビズです。(我が家でも西側の窓辺に「ゴーヤカーテン」を植え付けました。)(^.^)
また、自宅で動かすエアコンを1台にして同じ部屋に集まったり、図書館や美術館といった公共施設で暑さをしのいだりする「クールシェア」も新たに提唱されています。

編集 komakusa : 記事楽しく読ませて頂きました:ニガ瓜がもうこんなに大きく成るんですね^^