「ミネラルウォーター」
 つい最近までは水道水を当たり前のように飲んでいましたが、最近ではペットボトル入りのミネラルウォーターを飲むのがむしろ当たり前になっているのかもしれません。
随分と時代は変わったものです。

 ところで、そのミネラルウォーターの生産量が全国で一番多いのは山梨県だそうです。
1県だけで日本全体の約3割を占めています(日本ミネラルウォーター協会調べ、2010年)。

 これに静岡県、鳥取県、兵庫県、鹿児島県が続き、上位5県だけで全国のおよそ7割を生産しています。
カギを握るのは豊富な水をたたえる山の存在です。

 山梨と静岡は富士山、鳥取は大山、兵庫は六甲山を抱えています。これらの山の麓にある採水地の近くには大手飲料メーカーが相次いで進出、それぞれの地域の名を冠したミネラルウォーターを生産しています。