「変わりつつある暮らしの言葉」
 年月の移り変わりとともに日常使われる言葉も次第に変わってきています。
例えば、着物文化に欠かせない「衣紋掛け」(えもんかけ)が洋服文化の浸透につれて「ハンガー」と呼ばれるようになり、「下駄箱」(げたばこ)が「靴箱」となっています。

 「変わりつつある暮らしの言葉」という特集を以前に新聞で見かけましたが、感慨とともに懐かしささへ覚えました。その中から、以下にて一部ご紹介したいと思います。


・字引   → 辞書      ・筆箱       → ペンケース
・アベック → カップル    ・とっくりセーター → タートルネック
・庭いじり → ガーデニング  ・バンド      → ベルト
・流し   → シンク     ・魔法瓶      → ポット
・寝間着  → パジャマ    ・コップ      → グラス
・ズボン  → パンツ     ・下着       → インナー
・チャック → ファスナー   ・クーラー     → エアコン

・お勝手  → 台所    → キッチン 
・パーマ店 → 美容院   → サロン
・ジーパン → ジーンズ  → デニム
・乳母車  → ベビーカー → バギー


 ちなみに、一昔前まではパンツと言えば、感覚的に下着というイメージがありましたが、最近の若い世代の間ではズボンのこと。下着のことは、インナーという人が増えているようです。
どうやら年月の移り変わりと共に確実に言葉の使い方も変わってきているようです。