「女性首脳」
欧州債務問題の解決に向けて奮闘しているドイツのメルケル首相や、洪水の対応に追われたタイのインラック首相など、最近は「女性首脳」がよく目につきますが、ざっと見渡しただけで下記のような国で女性がトップにたっています。

 ・ドイツ     メルケル首相

 ・タイ      インラック首相(タクシン元首相の妹)

 ・ブラジル    ルセフ大統領

 ・アルゼンチン  フェルナンデス大統領(前大統領は夫)

 ・オーストラリア ギラード首相

 ・バングラデシュ ハシナ首相(ラーマン初代大統領の長女)

 ・リベリア    サーリーフ大統領(ノーベル平和賞受賞)

 ・アイスランド  シグルザルドッティル首相(同性婚した世界初の首脳)

 ・デンマーク   シュミット首相


 尚、デンマークのシュミット首相の舅は元イギリス労働党党首のニール・キノック、夫のスティーブンは世界経済フォーラムの幹事という家柄で、上記以外にもコスタリカやトリニダード・トバゴなども女性が首脳を務めているようです。
また、国家首脳以外で最近のメディアで登場回数が多いのは国際通貨基金(IMF)トップのクリスティーヌ・ラガルド専務理事です。

 又、途上国で気候変動問題や生物多様性の維持などに取り組む世界銀行グループの基金の次期最高経営責任者(CEO)に財務省の石井副財務官が立候補することになっているそうで、決まれば財務省出身の女性官僚として初の国際機関トップとなります。