「ネムノキ(合歓木)」
 ネムノキはマメ科の落葉高木で,本州,四国,九州で分布しています。
 夜に葉を閉じて眠ることから「合歓木」という名前がつけられたそうです。
6~7月に薄いピンク色の花を咲かせ、河原や明るい林縁に自生しますが,庭木としてもよく栽培されています。

樹皮は打ち身や咳止めの薬になり,葉は染料,材は桶や屋根板に使われます。

 美智子皇后陛下作詞の「ねむの木の子守歌」です。

 ねんねの ねむの木 眠りの木
 そっとゆすった その枝に
 遠い昔の 夜(よ)の調べ
 ねんねの ねむの木 子守歌

 薄紅(うすくれない)の 花の咲く
 ねむの木蔭(こかげ)で ふと聞いた
 小さなささやき ねむの声
 ねんね ねんねと 歌ってた

 故里(ふるさと)の夜(よ)の ねむの木は
 今日も歌って いるでしょか
 あの日の夜(よる)の ささやきを
 ねむの木 ねんねの木 子守歌
  
 ネムノキの花言葉は『心地よさ』です。