「七月(文月)」
  7月の和名「文月」の由来は、7月7日(七夕)織り姫に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるから、というのが定説となっていますが、稲穂がふくらむ「ふくらむ月」から転嫁したという説もあります。

 また、7月の英名「July(ジュライ)」は、およそ2000年前の共和制ローマの独裁官ユリウス・カエサル(英語読みはジュリアス・シーザー)がユリウス暦を採用するのと同時に、7月の名称を自分の家門名に変更したことに由来するそうです。

 ところで、神奈川県の平塚では恒例の七夕まつりが一日から始まってます。
団扇(うちわ)を持った浴衣姿の女の子、露店で遊ぶ子供達・・・   季節がぐるんと変わる瞬間です。

 誰しも幼い頃、短冊に願い事を書いて竹に吊るした経験をお持ちかと思います。
年を重ねる毎に願い事の内容も変わってくるものですが、皆様も意識の底には「なりたい自分」というものを持ち続けているのではないでしょうか。

 そういえば昔流行った心理ゲームに次のようなものがあります。


 ─ 3種類の動物を思い浮かべてください。
 ─ それぞれについて、3つずつその特徴をあげてみてください。


 何を象徴するかと言うと、一番目にあげた動物とその特徴は、自分がこうなりたいと思う人物像。
二番目は、人からどう思われているか。
三番目は本当の自分だそうです。
深く考えず、思いついたままに言えばいいのですが、これが意外と的を射ています。

 会話の中の遊びの一つとして皆様も試してみてはいかがでしょう。