「海水浴シーズン」
 関東もいよいよ海水浴シーズン入ったようで、神奈川の逗子海岸では昨日25日、関東地方では一番早い海開きが行われたそうです。

 ちなみに神奈川では、県の条例により海水浴場では、喫煙場所以外での喫煙を禁じています。
江の島に隣接する片瀬西浜や東浜、鎌倉の材木座などでは喫煙所を設けずに全面禁煙に踏み切る予定で、広く理解と協力を求めています。

 ところで、「smoke-free」と見れば、皆様はどのように理解するでしょうか? 
ご存じの方も多いかと思いますが、「喫煙自由」と解するのは勘違いです。

 「free」の原義は「無い」で、「自由」という意味は「拘束・束縛が無い」から派生した一用法です。
バリアフリー(barrier-free)とは、高齢者や障害者に使いやすく配慮することで、これも「障害物が無い」がもともとの意味です。

 もちろん先の「smoke-free」は「煙がない」、つまり「禁煙の」という意味。
「smoke-free room」とあれば「喫煙室」ではなく「禁煙室」ということになります。

 ちなみに「free」という単語は日本ではよくカタカナ英語の一部に使われますが、その多くが日本でしか通じない造語であり、そのほとんどが誤用だそうです。