「メロン」
 漢字で「甜瓜」と書いてメロン。
今年の出荷ピークは例年より遅れ、6月上旬から中旬となるそうです。

 国内産が主力で青肉がアンデス、赤肉がクインシーです。
張り巡らされた網目模様は、成長時のヒビを自ら埋めようとしてできるコルク層。
ハウスの中で懸命に大きくなろうとした証拠です。

 日本一の出荷量を誇るのは茨城県。出荷の出足は例年より10日ほど遅く、首都圏のスーパーではまだ数が少ないようです。
アンデスやクインシーは、1玉650円前後と昨年の同時期に比べて100円ほど高いそうです。

 北アフリカや中近東地方の原産であり、紀元前2000年頃に栽培が始まったそうで、西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群を瓜(ウリ)と呼びます。日本のマクワウリなどもそのひとつです。

同じ仲間の食用植物としてキュウリ(胡瓜)がありますね。

メロンは園芸分野では野菜とされてるが、青果市場での取り扱いや、栄養学上の分類では果物あるいは果実とされるそうです。