「新社会人」
ネットリサーチのマクロミルが今年の新社会人を対象に行った調査では、「指示をもらった方が働きやすい」と回答した新社会人は全体の71%、「失敗するのが怖い」人は70%、「平凡でも安定した人生を送りたい」人は64%という結果が出ています。

 人事制度や評価については「年功序列」を望む人が「能力主義」を望む人の割合を初めて上回ってます。
また、初任給の使い道は「両親へのプレゼント」よりも「貯金」だそうです。

 今年の新社会人は「ゆとり教育」の第一世代。「若いうちは失敗が許される」というのは昔の話なのか、それとも上司あるいは親の世代の懐が狭くなったのか・・・。

 何者にでもなれる可能性を秘めているはずなのに、「無難」と「安定」を志向する彼らは、教わらなかったのでしょうか?

 ロングフェローの『人生賛歌』という詩を。


「現世の広き戦場で、人生の露営で、従順な家畜になるな!
   
        奮闘して英雄となれ!

  甘味な未来の願望に淫するな。過去は葬り去れ。

     行動せよ。生きている今行動せよ。
 
      意気を心に、神を頭上に!」