「3D映画」
今話題の米映画『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督)の世界興行収入がこの25日までに18億5500万ドル(約1670億円)を超え、1997年に公開された「タイタニック」(同監督)の18億4290万ドル(約1660億円)を上回り、史上最高を記録したようです(配給元20世紀フォックス発表)。

 同映画は昨年12月18日に全米で公開され、世界中で驚異的な大ヒットを記録。わずか39日間でタイタニックが1年半かけて作った記録を塗り替えたことになります。

 アバターは、未知の星を舞台に人類と先住民との戦いを描いたSFアドベンチャーで、3Dによる革新的な映像が話題を呼んでおり、米アカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデン・グローブ賞でもドラマ部門の作品賞と監督賞の2冠を獲得しています。
日本でも26日現在で興行収入70億円を突破しています。

 ちなみに、昨年までの世界興行収入ベスト5は以下の通りとなっおり、『アバター』が一気にトップに躍り出ることになります(億ドル未満切捨て)。

 1.タイタニック          1997年  18億ドル

 2.ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 2003年11億ドル

 3.パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマン 2006年  10億ドル

 4.ダークナイト          2008年  10億ドル

 5.ハリー・ポッターと賢者の石   2001年   9億ドル