「思い込み、過信」
今日は全国的に3月並みの陽気となり、土日の寒が嘘のようですね。
とはいっても明日は大寒です。暦の上では極寒の時期で、週末からまた冷え込みが厳しくなるそうですから体調管理に気をつけたいものです。

 処で、技術の進歩により日常生活が非常に便利になってきましたが、反面、操作処理の中身が”ブラックボックス”となることで不便さが増していると感じることがあります。

 例えば自動的に行われるセキュリティソフトの”アップデート”により、前日まで普通に受信されていたメールが突然届かなくなったというケースがあります。
実際には”迷惑メールフォルダ等”に振り分けられてしまっているわけですが、パソコンに不慣れな人にとっては事態の把握と解決は容易ではありません。

 また、最近は複数のメールアドレスを使用している人も多く、どのアドレスで受信し、どのアドレスで送信しているのかを認識していない人も少なくありません。
こういったことが原因によるすれ違いというのはあらゆるところで起こっています。

 普段どおりの処理で普段どおりにの結果が得られないケースから、「ちゃんとやった」「間違いないはず」との思い込みで間違いに気付かないというケースが少なくありません。

 最近よく見るのは、”メールアドレス”を全角文字で打っていることに気づかずに「送信できない」あるいは「返信が来ない」といったケースです。
もちろんメールアドレスはすべて半角英数での記述が原則です。

 高名な投資家”ウォーレン・バフェット氏”は「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こる」と言っています。
同じように、自分に瑕疵がないかをチェックしてみることを阻む「思い込みからくる過信」は、
私達の日常に潜む最も大きなリスクであるのかもしれません。