「ヒラメ」
 寒くなるにつれて美味しさが増す「ヒラメ」。
白身魚の中でもタイと並ぶ高級魚であり、刺し身、煮つけや焼き物、西洋風に蒸し物など色々な食べ方を楽しむことが出来ます。

 高たんぱく・低脂肪の食材であり、特に背びれと尻びれの付け根に当たる縁側(えんがわ)は寿司だねの中でも絶品であり、肌の若返りが期待できるコラーゲンが多く含まれています。

 天然物は裏側がピンクがかった白色であり、養殖物にはまだら模様があるため、簡単に見分けることが出来ます。
買う時は切り身が多いかと思いますが、身が透き通っているもので、切り口から水気、血液が滲み出てないものを選ぶのが良いそうです。

大衆魚として知られているカレイに似ており、『左ヒラメの右カレイ』と言われるように、背鰭(せびれ)を上にして目が左側にあるのがヒラメ、右にあるのがカレイです。
どちらも普通の魚と違い横向きに泳ぎ、目もヘンテコな位置についています。

また、カレイに比べて口が大きく、鋭い歯があることでも区別できます。