世相を映す「創作四字熟語」
 住友生命が年末恒例の「創作四字熟語」を発表してます。
政権交代や新型インフルエンザの流行など、今年起こった様々な出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いです。
これまで多く見られた、不景気や少子高齢化をテーマにしたものが意外と少なかったのですが、これはもう「今年の」現象というには、当たり前になってしまったということなのかもしれません。

その中からいくつかご紹介しておきます。

 「一票両断」いっぴょうりょうだん(一刀両断)

  解説:一人ひとりの1票で政権が交代。

 「遠奔千走」とおほんせんそう(東奔西走)

  解説:土日休日の高速道路料金が遠くまで走っても千円に。

 「千車万列」せんしゃばんれつ(千差万別)

  解説:高速料金の引き下げで渋滞が頻発。

 「顔面総白」がんめんそうはく(顔面蒼白)

  解説:新型インフルエンザの流行でマスク姿が急増。

 「一咳触発」いっせきしょくはつ(一席即発)
 
  解説:ひとつセキすれば周りが即反応。

 「環境車買」かんきょうしゃかい(環境社会)
 
  解説:エコカー減税でハイブリッド車を購入する人が増。
  
 「秋休五日」しゅうきゅういつか(週休二日)

  解説:今年の秋の連休は5日間のシルバーウィークとなりました。
  
 「給付円満」きゅうふえんまん(夫婦円満)

  解説:定額給付金で久しぶりの家族サービス。
     これで少しは夫婦円満になった