「ショウガ(生姜)」
「冷え性」に悩む女性を中心に人気が高まっている「ショウガ」(生姜)。
薬味として1年中出回る食材ですが、店頭で一般的に見かけるのは「ひねショウガ」です。
保存先の部屋から出されて、これから出荷の最盛期を迎えます。

 「ひねショウガ」は6~8月に掘り出された新ショウガを2ヶ月以上保存してから出荷されます。
保存中に繊維質が作られ、辛味も強くなります。
辛味成分は「ジンゲロール」や「ショウガオール」で、血行を促進する効果で冷え性の緩和が期待できます。

 国内産地は高知県などで約4万トン生産されているそうですが、年々輸入が増えており、現在は約3万トンが中国などから入っています。
今年は前年より2~3割安いようですが、表面がなめらかで張りがあるものが良いそうです。

 ちなみに、ジンジャーエール(Ginger ale)とはジンジャー(ショウガ)などの香りと味をつけ、カラメルで着色したノンアルコールの炭酸飲料で、味はショウガ独特の辛みがあります。