「トイレの話し」
いきなりトイレの話題で大変恐縮ですが、「男性の小用スタイル」に関して、TOTOの2004年の調査では「洋式便器に座って小用」の比率は23.7%でしたが、今年5月の調査ではその比率が33.4%に上昇しているそうです。

 年代別に見ると、30代で30%、40代で36%、50代で41%と、年代が上がるとともに「座る」率が増えてくるのが特徴です。
「尿が飛び散らない」「掃除が楽」「姿勢が楽」などがその理由で、この傾向は年々上昇しているそうです。

 洋式便器はほとんどの家庭に普及しており、今やトイレは一つの居室としてとらえられています。
「居室を汚さない」「掃除が楽」という観点は、自身にとっても同じトイレを使用する人にとっても大事なことで、そういったことが「座る」率の上昇につながっていると見ることができます。

 ところで、心理学博士の小林正観さんはその著書『「そ・わ・か」の法則』で、幸せになれるとして、掃除・笑い・感謝の実践について述べています。

 たとえば掃除については、自分が使ったトイレは必ずきれいにして出てくること、ただそれだけでたくさんの効果があると説きます。
幸せはそれに気づくだけで手に入るとの論理は非常に明快です。

 キレイにしたり片付けるのは、誰しも面倒と思うことですが、無心になって掃除をしたり整理整頓をすることは、身のまわりだけでなく心も頭脳も整理整頓されスッキリする効果があるような気がいたします。