「100歳以上の高齢者」
厚生労働省は、今月21日の「敬老の日」を前に全国の100歳以上の高齢者の人数を発表してました。

 それによりますと、今年9月15日時点での100歳以上の高齢者は昨年比で4123人増(11.3%増)の4万0399人となり、男女とも過去最多を更新したことが明らかになりました。

 男女別では、男性が昨年比384人増の5447人、女性は同3739人増の3万4952人で、女性が全体の8割超を占めています。

 都道府県別の人口10万人当たりの100歳以上の高齢者の割合は、沖縄がトップで67.44人、次いで島根の66.21人、高知が61.45人、以下鹿児島、熊本と続いてます。
一方、100歳以上の高齢者の割合が最も少ないのは、埼玉の15.90人で、愛知の18.45人、千葉の21.45人と続き、「西高東低」の傾向が見て取れます。

 尚、今年度中に100歳を迎える人は、全国で2万1603人と、これまでの最多を記録する見込みのようです。

 ちなみに、100歳を迎えるお年寄りには、国から祝い状と記念品の銀杯が贈られますが、今年度から直径が約10%小さくなり、価格も6630円から5975円に引き下げられるそうです。