「ゴーヤ」
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 昨日迄、暑い日が続いていましたが、世界最高気温は、1921年7月8日にイラク南部の都市バスラで記録したセ氏58.8度。
60度近い暑さともなると想像がつきませんが、ペルシャ湾の一番奥にあるこの一帯は、世界で最も暑い地域の一つです。その暑さの経験者によりますと、「暑い」よりも「痛い」と感じるそうです。
そのため、長袖のゆったりした衣服を着て、極力肌が直射日光に当たるのを避けるということです。

 ところで、連日の暑さで食欲が減退して夏バテ気味の方もいらっしゃると思います。
そんな方は、沖縄の代表的な野菜で今が旬の「ゴーヤ」(ニガウリ)を一度試してみるのがいいかもしれません。

 ゴーヤに含まれるビタミンCはキャベツの2倍。加熱によってもほとんど壊れず、そのビタミンCやカロチンは疲労回復に大変効果的です。
また、高血圧予防に役立つカリウムも多く含まれています。卵や豆腐と炒めた料理ゴーヤチャンプルがポピュラーですが、夏バテ対策に試してみる価値がありそうです。