「クリスマス、年末商戦」
 今冬の国家公務員のボーナス平均支給額は昨冬比微減の69万2900円(管理職を除く一般職、平均35.2歳)で、特別職の最高裁長官には595万円、衆参両院議長に554万円、閣僚に434万円(在職期間によって変動)、事務次官に348万円、国会議員に330万円、総理大臣に410万円となっています。

 そのボーナスが昨日支給され、これからボーナス商戦・クリスマス商戦、年末商戦が本格化します。
ボーナスの使途を尋ねたある調査では、先行きに対する不透明感を反映し、全体の4割が「貯金」と回答しており、財布の引き締め感が強まっています。

 そんな中での今冬の商戦のキーワードは「節約」と「プチぜいたく」。

 例えば今年のヒット商品でノートパソコン販売全体の4分の1を占めるまでに急成長している5万円パソコンや高級化粧品が今冬の商戦でも売り上げを伸ばすだろうとみられています。
ちなみに、メークアップ・アーティストがメディア等に登場する回数はかなり多く、そんな彼・彼女らの活躍も影響してか、全般的に低迷する小売業にあって化粧品の売上高は前年同月比で22カ月連続で増加してるそうで、その好調さが持続すると見られています。

 また、オフィスの現場では弁当持参の独身男性が増えており、水筒や弁当箱の売り上げが倍増。
割高であっても結果的に節約につながるとして、おやつ用の小分けのお菓子も売り上げを伸ばしているようです。