「夏も近づく八十八夜・・♪」
「春のうららの隅田川・・♪」季節はまさにそんな感じでしたが、気付いてみれば「夏も近づく八十八夜・・♪」のほうがしっくりくる陽気となっています。

 八十八夜といえば茶摘み。茶どころ静岡では本日、新茶の初取引が行われたそうです。
場内には威勢のいい三本締めが響き渡ったそうで、明るいムードが伝わってきます。

 また、西日本のでは初夏の味、トビウオ漁も盛んです。
関東以北ではあまり馴染みのない味ですが、西日本では故郷の味の一つです。

 八丈島や三宅島では”クサヤ”になり、関西の”トビ揚げ(シンジョウ揚げ)”、ダシに使った九州地方の”アゴ出汁”等々。呼び名も「アゴ」「トビ」「ウズ」「ツバクロ」「フルセン」「タチョ」「マイオ」等々、各地で様々ですね。

 春を感じて間もないのですが、春と夏が少しずつ入れ替わってゆくのを感じる今日この頃です。