「立春②」
 本日は「立春」。冬の寒さがやわらぎ始め、三寒四温の気候となり、春の季節の始まりを告げる日とされてます。
暦の上では今日から「立夏」の前日までが”春”となるのでしょうね。

 今日以降、初めて吹く南寄りの強風を「春一番」、今日から数えて88日目が”八十八夜”、210日目が”二百十日”と呼ばれていますね。

 ところで、昨日の大雪で一面雪景色の首都圏。雪合戦で遊んだ幼い頃を思い出します。
その「雪」を「魚」につけると「鱈」(タラ)となりますが、雪が降り始める1~2月に旬を迎えて美味しくなる魚です。
口が大きく、大食漢で「たら腹(ふく)食う」の語源になったとも言われています。

 鍋物に欠かせない食材の「タラ」ですが、一般にタラと言えば「マダラ」のことを指し、「スケソウダラ」は水分が多く、鮮度が落ちやすいため、「かまぼこ」や「ちくわ」など加工品の原料になることが多いようです。
雌の卵巣を塩蔵した「たらこ」や唐辛子で漬けた「からし明太子」で馴染みがあります。