「大根」
 冬の代表的な野菜に「大根」があります。
短気な人が大根をおろすと辛くなるという話がありますが、どうやらこれは本当のようです。
大根を急いで力まかせにおろすと細胞が壊れ、その時にミロシナーゼという酵素の作用で辛くなってしまうのだそうです。
そのため、昔から短気な人や乱暴者が大根をおろすと辛くなると言われています。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、大根は部分によって味が違います。
大根の上の方は甘味が強いので、大根おろしや生で食べるサラダに最適です。
真ん中辺りは大きく輪切りにして、おでんやふろふき大根などによく、そして、下の
辛味の強い部分は味噌汁の実にするなど比較的濃い味付けに向いています。

 従って、一人暮らしで大根を半分だけでいいという場合は、どんな料理に使うかを
考えて上下を使い分けるのが最適でしょうね。又、尻尾の部分にクレンザーをつけて、ステンレスのシンクや包丁を洗うと傷がつかずピカピカになります。