sakura1205's diary

風がひゅうひゅう吹いている。
これが七月の風とは思えない。

ざぶざぶ流れる川と道路の間の一メートル以内を、
自転車を走らせていた。

自転車で転べば川に落ちてしまうから
気を付けて乗っている。

梅雨真っ最中とは言え、
２３℃では肌寒さゝえ感じる。

無花果の葉っぱにダイアモンドの
水滴が美しく光っていた。

私は今頃になって友達にお土産を渡し、
「遅くなってごめんなさい。」お詫びをした。

風邪で寝ている主が気になり、
速く帰ろうと電動自転車のスピードを出した。

彼は、お薬を処方されても咳が酷くて、
寝たり起きたりして元気がない。

私は、用事が沢山有っても中々出かける機会が無い。
マラソンランナーの彼は体力がある割には風邪を引く。

私がクリニックに行けば「行くな！」と言い、
自分が風邪を引けば直ぐにクリニックに行く。

今年の梅雨は長く続くのだろうか。
今夜も雨戸がパタパタ音を立てゝ賑やかな音が聞こえる。

夕焼けの　歩道に伸びる　ひともとの　
ソテツの葉影　そよりそよげり。Sakura1205