全てが消えても
 道端で無理矢理反論している中年女性を見て想った事。

 被害妄想傾向があっても、人から高い評価を受けるほど熱心に仕事はすると想います。
 場合によっては被害妄想があるが故に。
 被害妄想の有無は仕事の出来にも、熱心さにも関わってはいるけど…、評価が高いから被害妄想なんてない、とは云えません。

 こんなに私は仕事が出来るのに、あんなに私は職場の上司から高い評価を受けているのに、と路上で知人らしき女性に言い募るその中年女性。
 誰に如何、「被害妄想持ち過ぎだ」と云われたのか僕は知らないけど。彼女もきっと後で涼しい場所で思い返せば「仕事を熱心にしているから被害妄想なんてない」という自論のおかしさに気付くでしょう。

 暑いから何かが麻痺してしまう。